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thinkchangの日々日誌

思ったことをつづっていきます

著名エンジニアは生き様を見せよ、そしてみんなハナから世界を目指そう

まず、諸々、激しい言葉遣いをし、挑発的、侮辱的な書き方をしたこと。 これは批判された当人達にとっては腹立たしいことであるし、まず、謝罪をしたい。 色々な業務があり、立場などもある、そういう状況の中かき乱して、その点については悪かったとは思う。 mala氏が行方不明だなんて、オチに使ってしまって申し訳ない。

なぜ私が、1円にもならない、評価にも繋がらない、何の得にもならない事に関して労力をさいているのか。 これは根も葉もない私怨ではなく、一種の腹立たしさが原動力になっている。

米国では、Facebook,Googleと、急伸している所ではエンジニア創業者がスターとしてもてはやされている。 日本では、エンジニアでのそういった規模でのスターが全くいない。探せば、あっこの人エンジニア出身なのか、という程度。 転職するだけでYahoo!Japanのトップニュースになるようなエンジニアが、やはり知名度では大きいと思っている。 どういう仕事をしているかは分からないが、見ていて、米国発のサービスを紹介する、だとか、半分引退しちゃった感で なんとなく仕事をしている、ように私には見える。 とても、身を削ってプロダクトを作って世界を変えてやろう、という風にやっているようには見えない。

そういう姿を見て、いいな、って思ってしまうエンジニアが多いのではないか? 人気エンジニアということでメディアで活躍し、ストックオプション等、一定の資産を築いて半分引退。 ある種優雅のように感じるため、憧れる人も多いのではないかと感じてしまう。

私個人の意見だけど、エンジニアが、もっと経営者となり、もの作りなりで頑張っていかないといけないと思っている。 エンジニアでないと、新しい物を生み出せない。テクノロジーによって圧倒的なレバレッジをかけないと、 エンジニアリングすらしたことない経営者に、そういったある種狂ったようなプロダクトは作れないと強く思う。 レストランで言えば、一流のシェフだけが、誰も食べたことのないような新しい味を生み出せるのではないか。という考えだ。

にも関わらず、俺はエンジニアリングだけやってりゃいい、という人が多くないだろうか? エンジニアにも相当高度で幅広い知識が求められることはよく分かっているけど、そういうエンジニアこそが、何かを変える物を作れると思う。 特に、ベテランであったり、知名度があるエンジニアは最初からあきらめず、そういった思考をもっとしてもいいのでは?と思う。

スターエンジニアはキラーアプリを生み出すのか? http://mizchi.hatenablog.com/entry/2015/08/25/113341

という記事が昨日話題になったけど、 優秀なエンジニアだからこそ、出資もしてもらいやすいし、優秀な人材をあつまりやすく、ヒットプロダクトを作るべき、ではないかと感じる。 作れる、作れない以前に、特定分野に偏った人間は別として、あれだけバランス感覚がある方々なのだから、なぜトライしないのか、が疑問でしょうがない。 だってそういう人にしか作れない物が絶対にあるし、才能があるなしに関わらずトライする姿を見せよ、 そうすればその姿を見た若い人たちが同じ方向に向かうだろう、という話。 ついでにいくとトライするなら世界を最初から目指そう、という話です。

でなければ、日本はどんどん負け続け、強国の下請け構造からは絶対に逃れられないと思う。 スマホゲームで、しかも国内でしか勝てず、勝ったと思って儲ければ30%とられ、そういう状況が今後もずっと続き、それが他の分野にも加速していく。 シリコンバレー発の開発ツールが出れば、お願いされてもいないのに著名エンジニアが無料でこれ便利だよ、と無自覚に広報活動をしてしまっている。 自分で作るのは面倒だし、紹介しちゃえば、それとなく、その人が凄いような見えるのは分かるんだけど。

今現状でどういった事が起きているのか? エンジニアの成功像、となるようなメディアに登場する人が、ここで身を削ってでも世界を変えてやろうという姿勢がない。 ただ本人にも色々な事情があり、そうしなくてもいい状況、さらにはそうしたくない状況等がある、のは分かる。 彼らを紹介するメディアとしてはカッコよく紹介したい、その方がPVが伸びるという意味合いもあって、見栄えがいいように記事として構成される。 あこがれのエンジニア像、が目に見える分かりやすい形で無意識的に読者の将来ビジョンになってしまう。

お前の言ってることは、観測点のとある一点を見ている、という意見をいってくる人がいた。 もっと広い範囲で見よ、という声がある。ただ、有名なWeb技術者としてメディアに出てくるのは先にあげたような人物達であるし、 日本全体から見て、ほんの1点かもしれないけれど、世界を変える可能性をもったエンジニアの母集団が見ているのは、メディアに登場している あんたらだよ、っていうことを言いたい。まわりのエンジニアに聞いてみたら、知らない人ってあんまりいないんですね。 グノシーやSmartNews等、一般ユーザも使うようなのソースの震源はてブ、と言われるほどに影響力の強い場所であると思う。 シリコンバレーでいっても世界を変えるのはほんの1点かもしれないけど、そこが震源で変わっている。 ライブドアはてな限定といっても、もっともプレゼンスがあるエンジニアはそういった人々だと多くの人が認知しているのではないか? nanapiの件に関したって、何もお前が何も言うなとは言っておらず、ブログも書くなとも言っておらず、単に偉そうに大物経営者に混じって、成功者の姿をしてIVSとかに出てくるのは違うと思う、という感想を述べたまでだ。 今回の件で、あまりの自身の影響力の大きさに関する自覚の無さに、正直落胆してしまったというのもある。 俺そんな有名じゃないもん、っていうことだろうけど、影響力充分あるから、採用・人脈の上等でメディアに出るメリットが沢山あるのも分かるけど責任感を持って欲しい。

こういう耳に痛いことを直接言う人は多分いない。その結果、著名人・エンジニア自体が気付くことない。 無自覚のまま、それでいいんだよ、という取り巻きのチヤホヤがなくならない限り、それでいいんだ、って思ってしまうんだと思う。 こういうことをいう人がいてもいい、と思っている。

世界で戦っているようなエンジニアがいない、わけじゃない。むしろ沢山いる。 ただ、こういった形で記事を書き、推敲し、掲載すること自体が無駄で、その時間をプロダクトに費やしたいという人が多い。 だって、仮に実名でこういった激しいことを言った所で、数万人、数十万人の反発をかってしまえば、勝つ戦略などどこにもない。それは世界で勝つ事以上に難しい。勝った所で何も残らない。 仮に、上場した経営者であっても、米国で成功している人であったとしても、ズタボロにされ廃棄されるまで殴られ続ける。それに勝てるのは人工知能ぐらいだろう。 特に有名人にはファンもおり、そういった人を批判すること自体が悪になり、議論で解決する事が不可能となる。 実名でないからこそポジショントーク一切なしの本音が言えるのではないか? そして、これは絶対に言わない方がよかったことなのか?

誰も気づいていない事に対して、それは違うんじゃないの?っていう人がいて、結果よい方向に向かうこともあると思う。

問題の本質については、この記事など一連について読者本人が考えて欲しい。私も過激な部分があったし、謝罪すべき点も多い。 ただ、一人でも、少しでも分かってくれる人がいれば嬉しい。

少なくとも、エンジニアとしては、やはり最初から世界を目指して、世界一になるようなプロダクトを作る意志を持って欲しい。 そして、ベテランエンジニアにはもっとプロダクトを作って、自らの生き様を後進のエンジニアに見せていって欲しい。

最初から、某メディアサイトのような国内マーケットありきでCTOがいてもあそこまでテクノロジーを圧倒的に駆使しない形で作ってしまっては、国内市場の上限の閉塞感に疲弊し、赤字に苦しみ、そこからやっと重い腰をあげて世界を目指すようでは、もっと世界はめまぐるしく変化しているだろうし、勝率もどんどん今後下がっていく。

更に、伝えるメディア媒体にお願いしたいのは、もっと責任感を持って記事作りをして欲しいと思う。 その記事を出すことで、エンジニア全体としてプラスになるような人材であるのか? 単に人気でPVが取れるから、という記事もあってもいいとは思うけど、そういった意識を持ってもらえる事がよいと私個人の意見としてお伝えしたい。