thinkchangの日々日誌

思ったことをつづっていきます

焼きそばを焼きたくないWEBエンジニアに贈る言葉

焼きそばを焼かされて雇用契約違反、まあ気持ちは分かる。

hiroki-uemura.hateblo.jp

ただ、こういう甘ったるいことをいう人間に、まず自分で事業をして、24万稼いでみろ、という発想になってしまう自分がいる。 24万、税引後の手取りで稼ぐのにどれだけ大変か、が分かっていない。 自分で事業やってみたらきっと分かるはずだ。24万すら稼げない。そんな人がおそらく大半であると思う。

周りをみれば、そりゃエンジニア不足しているから、給料は高騰しているし、安いと思ってしまう気持ちも分かる。 ただ、そんな現状も、今だけ、かもしれない。

すべてのエンジニアに贈りたいのは自分で物を作って稼げるようにならないと、給与が安いとか焼きそばを焼くどころの騒ぎじゃなくなると思うのです。 何度も言っているけど、この先のWEB業界、どんどんグローバル化が進む。 インド人がメガベンチャーのトップにどんどんなってる。事業領域も外資系にパイはどんどん取られてる。

今は、まだ移民規制もあるからいいけど、本格的に国がやばくなって移民を受け入れるなどして、 インドや発展途上のスーパーハングリーかつ優秀なエンジニアがガンガンはいってきて、エンジニア不足がなんらかの形で解消されたら、1,2日、焼きそば焼かされるぐらい、 ぬるいぬるい、と思うだろう。

将来的には、社食は毎食カレーになるかもしれないし、 明日から仕事はない、どうしても仕事を下さい、となったらエンジニアがインド人好みのスパイスが効いた日本人にとってはまずいカレーを毎日作らされるかもしれない。 いわゆるジョブチェンジだ。

俺、エンジニアだったのに、毎日カレーを煮ている、なんていう状況になっても文句は言えない未来が、ある種近づいている。 寿司食ってたエンジニアはハイパーインフレで資産を失うかもしれないし、インド人のために寿司を握っているかもしれない。それこそ、外国産のオープンソースの寿司握りソフトウェアをみんなに紹介している未来があるのかもしれない。

まあ確実に言えることは外資まみれになったら、明日からクビ、なんてことが普通に起こりうるわけですよ。 それはみなさんよくご存知のことですよね。

というわけで、焼きそばを焼きたくないなら、自分で仕事を作って稼いで、世界で勝って、 みんなハッピーな、よい日本の企業を作る!という人がもっと出てこないことには、暗い未来は明白であると思っているわけです。

PS ちなみに、私は、焼きそばを焼くのは苦ではない。なにせ、焼きそばを焼く過程で出る猛烈な暑さ、そして汗まみれという不快感を感じるが、 その後の風呂が最高に気持ちがいいのである。猛烈な不快感の後には猛烈な快感がまっている。 ただ猛烈な不快感を継続的な物にしてはいけない。弱っていくだけなのだ。 あくまで焼きそばを焼く回数をコントロールできる状態を自分で作れる環境を作ることが最も好ましいのだ。

著名エンジニアは生き様を見せよ、そしてみんなハナから世界を目指そう

まず、諸々、激しい言葉遣いをし、挑発的、侮辱的な書き方をしたこと。 これは批判された当人達にとっては腹立たしいことであるし、まず、謝罪をしたい。 色々な業務があり、立場などもある、そういう状況の中かき乱して、その点については悪かったとは思う。 mala氏が行方不明だなんて、オチに使ってしまって申し訳ない。

なぜ私が、1円にもならない、評価にも繋がらない、何の得にもならない事に関して労力をさいているのか。 これは根も葉もない私怨ではなく、一種の腹立たしさが原動力になっている。

米国では、Facebook,Googleと、急伸している所ではエンジニア創業者がスターとしてもてはやされている。 日本では、エンジニアでのそういった規模でのスターが全くいない。探せば、あっこの人エンジニア出身なのか、という程度。 転職するだけでYahoo!Japanのトップニュースになるようなエンジニアが、やはり知名度では大きいと思っている。 どういう仕事をしているかは分からないが、見ていて、米国発のサービスを紹介する、だとか、半分引退しちゃった感で なんとなく仕事をしている、ように私には見える。 とても、身を削ってプロダクトを作って世界を変えてやろう、という風にやっているようには見えない。

そういう姿を見て、いいな、って思ってしまうエンジニアが多いのではないか? 人気エンジニアということでメディアで活躍し、ストックオプション等、一定の資産を築いて半分引退。 ある種優雅のように感じるため、憧れる人も多いのではないかと感じてしまう。

私個人の意見だけど、エンジニアが、もっと経営者となり、もの作りなりで頑張っていかないといけないと思っている。 エンジニアでないと、新しい物を生み出せない。テクノロジーによって圧倒的なレバレッジをかけないと、 エンジニアリングすらしたことない経営者に、そういったある種狂ったようなプロダクトは作れないと強く思う。 レストランで言えば、一流のシェフだけが、誰も食べたことのないような新しい味を生み出せるのではないか。という考えだ。

にも関わらず、俺はエンジニアリングだけやってりゃいい、という人が多くないだろうか? エンジニアにも相当高度で幅広い知識が求められることはよく分かっているけど、そういうエンジニアこそが、何かを変える物を作れると思う。 特に、ベテランであったり、知名度があるエンジニアは最初からあきらめず、そういった思考をもっとしてもいいのでは?と思う。

スターエンジニアはキラーアプリを生み出すのか? http://mizchi.hatenablog.com/entry/2015/08/25/113341

という記事が昨日話題になったけど、 優秀なエンジニアだからこそ、出資もしてもらいやすいし、優秀な人材をあつまりやすく、ヒットプロダクトを作るべき、ではないかと感じる。 作れる、作れない以前に、特定分野に偏った人間は別として、あれだけバランス感覚がある方々なのだから、なぜトライしないのか、が疑問でしょうがない。 だってそういう人にしか作れない物が絶対にあるし、才能があるなしに関わらずトライする姿を見せよ、 そうすればその姿を見た若い人たちが同じ方向に向かうだろう、という話。 ついでにいくとトライするなら世界を最初から目指そう、という話です。

でなければ、日本はどんどん負け続け、強国の下請け構造からは絶対に逃れられないと思う。 スマホゲームで、しかも国内でしか勝てず、勝ったと思って儲ければ30%とられ、そういう状況が今後もずっと続き、それが他の分野にも加速していく。 シリコンバレー発の開発ツールが出れば、お願いされてもいないのに著名エンジニアが無料でこれ便利だよ、と無自覚に広報活動をしてしまっている。 自分で作るのは面倒だし、紹介しちゃえば、それとなく、その人が凄いような見えるのは分かるんだけど。

今現状でどういった事が起きているのか? エンジニアの成功像、となるようなメディアに登場する人が、ここで身を削ってでも世界を変えてやろうという姿勢がない。 ただ本人にも色々な事情があり、そうしなくてもいい状況、さらにはそうしたくない状況等がある、のは分かる。 彼らを紹介するメディアとしてはカッコよく紹介したい、その方がPVが伸びるという意味合いもあって、見栄えがいいように記事として構成される。 あこがれのエンジニア像、が目に見える分かりやすい形で無意識的に読者の将来ビジョンになってしまう。

お前の言ってることは、観測点のとある一点を見ている、という意見をいってくる人がいた。 もっと広い範囲で見よ、という声がある。ただ、有名なWeb技術者としてメディアに出てくるのは先にあげたような人物達であるし、 日本全体から見て、ほんの1点かもしれないけれど、世界を変える可能性をもったエンジニアの母集団が見ているのは、メディアに登場している あんたらだよ、っていうことを言いたい。まわりのエンジニアに聞いてみたら、知らない人ってあんまりいないんですね。 グノシーやSmartNews等、一般ユーザも使うようなのソースの震源はてブ、と言われるほどに影響力の強い場所であると思う。 シリコンバレーでいっても世界を変えるのはほんの1点かもしれないけど、そこが震源で変わっている。 ライブドアはてな限定といっても、もっともプレゼンスがあるエンジニアはそういった人々だと多くの人が認知しているのではないか? nanapiの件に関したって、何もお前が何も言うなとは言っておらず、ブログも書くなとも言っておらず、単に偉そうに大物経営者に混じって、成功者の姿をしてIVSとかに出てくるのは違うと思う、という感想を述べたまでだ。 今回の件で、あまりの自身の影響力の大きさに関する自覚の無さに、正直落胆してしまったというのもある。 俺そんな有名じゃないもん、っていうことだろうけど、影響力充分あるから、採用・人脈の上等でメディアに出るメリットが沢山あるのも分かるけど責任感を持って欲しい。

こういう耳に痛いことを直接言う人は多分いない。その結果、著名人・エンジニア自体が気付くことない。 無自覚のまま、それでいいんだよ、という取り巻きのチヤホヤがなくならない限り、それでいいんだ、って思ってしまうんだと思う。 こういうことをいう人がいてもいい、と思っている。

世界で戦っているようなエンジニアがいない、わけじゃない。むしろ沢山いる。 ただ、こういった形で記事を書き、推敲し、掲載すること自体が無駄で、その時間をプロダクトに費やしたいという人が多い。 だって、仮に実名でこういった激しいことを言った所で、数万人、数十万人の反発をかってしまえば、勝つ戦略などどこにもない。それは世界で勝つ事以上に難しい。勝った所で何も残らない。 仮に、上場した経営者であっても、米国で成功している人であったとしても、ズタボロにされ廃棄されるまで殴られ続ける。それに勝てるのは人工知能ぐらいだろう。 特に有名人にはファンもおり、そういった人を批判すること自体が悪になり、議論で解決する事が不可能となる。 実名でないからこそポジショントーク一切なしの本音が言えるのではないか? そして、これは絶対に言わない方がよかったことなのか?

誰も気づいていない事に対して、それは違うんじゃないの?っていう人がいて、結果よい方向に向かうこともあると思う。

問題の本質については、この記事など一連について読者本人が考えて欲しい。私も過激な部分があったし、謝罪すべき点も多い。 ただ、一人でも、少しでも分かってくれる人がいれば嬉しい。

少なくとも、エンジニアとしては、やはり最初から世界を目指して、世界一になるようなプロダクトを作る意志を持って欲しい。 そして、ベテランエンジニアにはもっとプロダクトを作って、自らの生き様を後進のエンジニアに見せていって欲しい。

最初から、某メディアサイトのような国内マーケットありきでCTOがいてもあそこまでテクノロジーを圧倒的に駆使しない形で作ってしまっては、国内市場の上限の閉塞感に疲弊し、赤字に苦しみ、そこからやっと重い腰をあげて世界を目指すようでは、もっと世界はめまぐるしく変化しているだろうし、勝率もどんどん今後下がっていく。

更に、伝えるメディア媒体にお願いしたいのは、もっと責任感を持って記事作りをして欲しいと思う。 その記事を出すことで、エンジニア全体としてプラスになるような人材であるのか? 単に人気でPVが取れるから、という記事もあってもいいとは思うけど、そういった意識を持ってもらえる事がよいと私個人の意見としてお伝えしたい。

Web技術界隈、nanapi赤字問題等、一貫して私の言いたいこと

世界で伸びてる企業の業種は?

・グーグル ・アップル ・Facebook

なぜこれらが伸びているか? ITで効率化をしてグローバル展開しているから通常の産業では出せない売上を出せている。

とにかくWebやアプリの技術って今は重要で、そういったWeb界隈著名人の意識が低すぎるから言ってるわけ。 別に凄い人がいないなんて思っていないわけじゃない。

ただ、著名な人であったり発言力を持つ人間の言葉が弱すぎやしないかっていう所が私の言いたい所。

私の挙げた人たちが、少なくとも、世界で勝つ、とかそういう意識を持って取り組んでいる姿勢があれば、 それは他の多くの技術者に響くでしょう。それが結果として日本の国力になっていくと信じているわけです。

日本トップのオリンピック選手が、選手間同士で慣れ合って、日本だけで慣れ合ってる感じになってたらどうだろう? やっぱりトップの人って、世界で勝つっていって、世界で戦うから、応援したくなるんじゃないのか? それが、後輩の選手に夢を与えて私も世界で戦うという意識につながるんじゃないの?

もうはてな、グリーでストックオプションもらってるし、半分引退だわー、的な人や、 女子高生向けのかわいい文字合成サービスつくりました~、という明らかな日本ローカル前提の人や、 世界で戦って勝って実績出せてない人がチヤホヤされてる生ぬるい日本のWeb技術界隈どうなのっていうところですよ。

経営者ではやっとそういう事を言ってる人っているけど、ゲームで儲かってる会社が殆ど。 30%を胴元に取られて、ルール違反があればアプリごと削除されてしまうところで世界とか言ってるわけですよ。

これってそのまま日本の将来につながり、医療費問題や財政問題を抱える日本を救うという風にならない。 つまりは我々全ての問題であると感じるわけです。

なんで、新しくチャレンジして、世界を取るようなサービスを作ろうって言えないの? 言わなくてもそういう姿勢をみせることが大事だって思うんですよ。

はてな界隈で人気のある人は、やはりWEB技術界隈に幅を聞かせていて、人間的にも魅力があって、それで人気なんだろって思うんですよ。それは認めてる。 でも、日本ローカルで俺らすごいよねーって飲み会の写真をTwitterとかにアップして慣れ合ってるのってそいつらの自己満足にしかならない。 それだけの人間的魅力があるのだから、やろうぜって出資募って、出してくれるとこが殆どだろうし、いい仲間も絶対に集まるだろ。 しんどい思いはしたくない、でもチヤホヤはされたい、って都合良すぎるだろ。

経営者、向いてないからとかって、やってみて失敗してみてから言えよな。

今世界で伸びている分野がITとしたら、著名技術者の意識が現状だとしたら、絶対に世界で負け続けることになるし、 全部自分たちに跳ね返ってくる問題なんですよ。だから私は忙しくてもこういう事に時間を割いて書いている。

知名度があるなら、それだけで満足せず、オリンピック選手のように世界で戦うという姿勢を見せ続けてくれよ。

日本Web技術界隈著名人の残念さ具合 - thinkchangの日々日誌

nanapi 1億2000万赤字に思う事 - thinkchangの日々日誌

nanapi赤字の件の問題の本質と追記 - thinkchangの日々日誌

はてなおや氏を批判したことで、はてブでブラックリスト設定された模様

thinkchang.hatenablog.com

話題になってもホッテントリには一切出なくなってしまっている件。 なんという鎖国的なサービスなんでしょうね。

はてなおやを批判するような記事を見かけないのはこういった理由で、そういう部分も基本的にコントロールされてるんでしょうね。 そういう意味合いもあって、実力以上の物が出せる世の中ポイズン。

単なる批判ではなく問題提起というのに心が狭い。

じきにこのブログも削除されるんだとは思いますが、正直、こういうところがクソだなって思うわけです。 シリコンバレーじゃ通用しないんですね。

Twitterアカウント

追記

証拠に、はてなブログのトップでは昨日より1位の位置を占めていて90ブクマをあつめてもホッテントリに載らない

はてなブログ | シンプルでモダンなブログライフを無料で。

ホッテントリに出ればより、この問題について広く読んでもらえると思ったんだけど、そりゃはてブ作った神も自分のこと書かれたら嫌で消したいのも分かるけど、社会的責任とかがあるサービスでこれはないんじゃないのって思ってしまうんですよ。 批判も消せるわけですから、人気という意味でも操作されている。これは本当にやり方がずるいのですよ

Web技術界隈、nanapi赤字問題等、一貫して私の言いたいこと - thinkchangの日々日誌

nanapi赤字の件の問題の本質と追記

ちょっと前に書いたエントリがついで的に話題になったようで追記。 まあ今、けんすう氏がグローバルを狙ってるとか、最近見た記事で、そういうことが書かれていた点は良いことだと思っています。ただ、イベント等で壇上に上がるならグローバルで一定の成功してから上がれと私は思うんですね。そういう人間がビジョン語らないと日本が本当にだめになる。見た人があの程度でいいって思っちゃうじゃないの、っていうのが私の言いたいこと。

KDDI傘下だから赤字でいいとかいう人がいますが、そんなわけないでしょう。投資フェーズで事業規模が急拡大してるんなら別ですけどね。

あと黒字化でいうとnanapiほどの規模があれば経費削れば簡単なことなのです。 「SEOが終わった」とか言う割にはSEOに重度に依存して、そこからのリンクが消えない限り、従業員減らしてしまえば簡単に黒字化は学生レベルでも出来るんですよ。 ヤフーのお偉い方々ともお友達ですし、人脈で食っていける人でもありますしね。

ただお友達つながりで作ったsyndotとかが鳴かず飛ばず、日本ローカルで閉鎖的、な現状を見て、そのお友達つながり、俺ら日本のインターネット動かしてる、的な感じでイベントに出てくると激しい違和感を覚えるわけですね。

赤字がどうこうっていうのは問題の本質ではない。 ただスケールでいうとグローバルでの成功がキーなんですよね。そこをとれないと単なる中小起業経営者なので偉そうにイベントで喋ってると、お前が出るなっていう話になってくるわけです。

日本Web技術界隈著名人の残念さ具合 - thinkchangの日々日誌

Web技術界隈、nanapi赤字問題等、一貫して私の言いたいこと - thinkchangの日々日誌

日本Web技術界隈著名人の残念さ具合

追記:はてなおや氏を批判したことで、はてブでブラックリスト設定された模様 いくらブックマークされてもはてなおや氏を批判する記事はホッテントリに掲載されない仕様のようです。以下本文


日本のWeb技術者は結構な割合ではてなを見ていると思う そういう中で有名な人、について分析をしてみる

人気は勿論わかるんだけど、実績で見ていってみて、冷静に、どういう点で有名になって、今何が凄いのか?という点について考えてみる

伊藤直也

新卒でニフティはてなに転職して、ブログ時代に知名度をあげる はてブを作って、はてブユーザにとっては神なのかもしれない。はてなCTO。 その後、グリーに転職し、スマホ事業部長。2015年の大赤字化したグリー。 経営の問題はあったのかもしれないが、明らかにスマホ事業の苦戦はスマホ事業の責任者であった、伊藤直也氏が作ったものだと言ってもおかしくはないと思う

「たいへんな所に来ちゃった」 はてなからグリーに移った伊藤直也さんに聞く (3/3) - ITmedia ニュース

http://image.itmedia.co.jp/news/articles/1009/07/yuo_naoya_04.jpg

(この、俺らイケてるだろう感、が今見ると痛い…)

そして、今はフリー、とかいって優雅に寿司を食いながら技術系の人にインタビューしたり、技術顧問とかいって格好をつけているけど、新しい技術にちょこっと手を出し、マスターしたつもりになっているだけで、個人では肝心のプロダクトを出して、それがヒットしたとか、そういうものが無いので、正直何が凄いのか分からない

知名度だけが先行して実力が伴わなかった最たる例であるように感じる

はてな自体のPVもキーワードリンクスパム、はてブのブックマークページのペナルティ扱い等、伊藤氏が作った仕組みによって、大きく下落していることも忘れてはいけない。

まあ伊藤氏も自覚はある、というのはどこかで目にしたんですが、私を黙らせるために、ヒットプロダクトを是非作ってもらいたいという願いもある

とにかく、グリーではユーザから搾取的に得た利益からの、いくばくかのストックオプションを貰って、今は半分引退して好きなことやってる風スタイルは私から見るとダサい

宮川たつひこ氏

ライブドアブログを作った後シックス・アパートに転職。 MovableType潰して、Plagger鳴かず飛ばず

シックス・アパートは日本も倒産寸前 シックス・アパート株式会社 第13期決算公告 | ベンチャー企業やスタートアップ企業の決算を調べるブログ

食えなくなったので、Cookpadに逃げ込んだ、というイメージ

この人も人気はあるにせよ、技術的観点以外での実績というものがない

年を取らなすぎて吸血鬼ではないかと疑われているmiyagawaさんの歴代YAPC参加画像をまとめてみた - razokulover publog

こんな記事があがっていて、若々しい、というか若々しい人なんていくらでもいるのではないか? 若々しさじゃなくて、実績で勝負しようぜ。Perlモジュールでの貢献は認めてるぜ。でもなんとなくカッコ悪い

あまちゃん

技術系の人に人気があった、というだけで、具体的に何をどうしたとか、JavaScriptを作った人でもないのにそれっぽく扱われている事にかなりの違和感があった。 ヒットプロダクトがずーーーーーーっとない状態。お花のFacebookプレゼントサービスも鳴かず飛ばず

新しく作ったサービスも、200万PVを超えたとかいうことでニュースになっていたけど、200万PVでは到底食えないし、日本のトップサービスのPVからしてみれば誤差の範疇。

Whisperライクな匿名画像共有アプリ「Pictory」が月間200万PVに——自撮りで炎上しない世界の実現を目指す | TechCrunch Japan

一向にiOS版が出てこないし、やはりプロダクトを作るのに向いてない人なんじゃないのって思ってしまう。 というか、センス無いよ、と思い続けて5年以上、やっぱりセンスなかったな、という印象。

今後には期待しているぜ

dankogai

リアルにブログがNot found

mala氏

行方不明


まあ要するに私がいいたいことは、人気、知名度と実力は必ずしも一致せず、 本当にトップのサービスやヒットサービスをやっているような人ほど、いちいちブログなんか書かずにプロダクトに集中したり、コードを書いているよねっていう話です。

10年も前からはてな界隈では有名人だけど、今は没落している人が多いように感じるのは、実際の所、実力が無いのに過剰評価されていたことの証明だとは思う。IPO直後の株価のように、やはり実態は平均化される。

勿論、人気も実力のうち、であることは承知してはいるが、実力がないのに過大評価されている状態を見ると、なんとも残念な気持ちになってしまうのでした。

追記 はてブでブラックリスト設定された模様 - thinkchangの日々日誌

nanapi 1億2000万赤字に思う事 - thinkchangの日々日誌

nanapi赤字の件の問題の本質と追記 - thinkchangの日々日誌

Web技術界隈、nanapi赤字問題等、一貫して私の言いたいこと - thinkchangの日々日誌

nanapi 1億2000万赤字に思う事

はてな界隈で発言力を持ったけんすう氏、率いるnanapi。
2015年の決算公告が公開されていたようで当期は1億2000万円の赤字と苦戦中の模様。

f:id:thinkchang:20150808180040j:plain

個人的な分析だけど、まあこの程度が限界だよね、と思うことと、HowToだけではこれ以上スケールするのは多分難しいのだろうとも思う。勿論、他の事業もやっているのだろうけど、どうも、他の企画をみても、個人WEBサービスでちょっと毛が生えた程度という印象しか持ちえない。

あくまで広告モデルに頼るしか無く、こうした形態の事業の限界を表していると言わざるを得ない。黒字化も簡単ではあるとは思うが、どれだけスケールしてもクローズドな日本マーケットだけの成功では数億円の黒字がいいところではないだろうか。

日本発のテクノロジー系のスタートアップ等、ソーシャルゲームで月にン億という稼ぎやすい手法に多くの企業が走る理由はこういう事が原因だろうとも思う。

もっとも月1億のソーシャルゲーム作る事に、よく考えられたノウハウがあることは承知だが、搾取的であったり、こういう日本のテクノロジーベンチャーの残念さは本当に異常だと思う。

そうしてソーシャルゲームで成功したという会社の社長が発言力を持っているという日本のスタートアップ界隈も見ていて大変気持ちが悪い。

全部とはいわないが、ゲームでしか稼げない日本のテクノロジー系スタートアップ、そして結果的に30%は上納金として外資に払っている現状は今後も続くのだろうとは思う。

そもそも、nanapiを見ていて考えることが小さすぎるし、最初から日本マーケットありき、という印象を受ける。日本マーケットという参入障壁ということを考えているのかもしれないが、そんな人間がベンチャー界隈で発言力を持つべきではない。メガベンチャーが日本から出てくるには、もっとスケールの大きいことを言う人間が日本には必要と、いつも見ていて思う。そういう人間が本当に少ない。

nanapiのようなベンチャー経営者が発言力を持っている結果なのだろうと思うけど、個人WEBサービスに毛が生えたような、資金調達はしたものの大して稼げない or 赤字、日本ローカル、鳴かず飛ばずで倒産 or 少額で買収、なんていう悲劇が繰り返される原因となっていると思う。

ベンチャー経営者もオリンピック選手のように、最初っから世界一を目指すべきではないだろうか?そして、そういった思考を持った人間こそ、発言力を持ち、イベント等に呼ばれ、発言するべきではないだろうか?

それこそが、もっと目線の高いベンチャーが出てくるきっかけになるのでは?といつも思ってしまう。

というわけで、日本の経営者よ、もっと世界を目指そう!というか、最初から世界をベースに考えよう! ちっちゃな日本ローカル前提の赤字社長の言うことは無視しよう!と今後の日本を想って声高に叫びたいのです。

最初からスケールの小さい経営者を参考にすることがないよう、この記事を読んで頂いた方には知ってほしい。

そして、nanapiにはもっと世界を目指した上で偉そうなことをしゃべってほしいと思うのです。

追記したよ

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